
こんにちは。みなさんは、JR東日本から1ヶ月間限定で発売される『きゅん♡パス』をご存知でしょうか?
大々的に宣伝されているので知っている人も多いと思いますが。
1日わずか1万円で新幹線・特急含めたJR東日本全線と一部の私鉄が乗り放題になる非常にお得になるきっぷです。
とはいえ、「お得なのはわかるけど、どんな旅行プランがいいかな?」と使い方に迷う人もいるかもしれません。
そんな『きゅん♡パス』を使いたいけど旅行プランが定まらない方にお勧めしたいのが、
このフリーきっぷをうまく利用して、お得に"函館"へ行く方法です。
「えっ? 函館はフリーきっぷの範囲外でしょ?」と思うかもしれませんが、
『きゅん♡パス』を往復きっぷと割り切って利用する事で、正規料金の実質半額で東京〜函館を往復できてしまいます!
3週間前の予約が必要だったりと、事前の準備は必要ですが皆さんの旅行プランの参考になれば幸いです。
また距離もあるため、この方法で東京〜函館を往復するなら『きゅん♡パス 2日間用』で行くことを推奨します。
皆さんの旅行の参考になれば幸いです。

『キュン♡パス』のおさらい

すでに別記事でも載せておりますが、一応こちらでもおさらい程度にのせておきます。
- 使用できるのは平日のみ
- 利用期間:2025年2月13日(木)~3月13日(木) 土・日・祝を除く
- 発売期間:利用開始日の1ヶ月前から14日前まで(←めちゃくちゃ重要!)
- JR東日本管内の特急・新幹線含めた全線と三陸鉄道など一部の私鉄が乗り放題
- 料金:『1日間』で10000円、『連続する2日』なら18000円
- 指定席が『1日用』は2回、『連続する2日間用』は4回まで利用可能。
- 特急・新幹線の自由席は乗り放題。
- ただしグランクラスやグリーン車、回数を超えて指定席をとる場合は運賃のみ有効。(別途グリーン券・指定席特急券の購入が必要です)
- 年齢制限はなし(ただし、子供料金の設定はありません)
より詳細を知りたい方は、下記の記事もお読みください。

函館へお得に行くために
そして今回使用するのが『お先にトクだ値21スペシャル』です。

21日前の予約で数量限定ですが、新青森〜新函館北斗がなんと50%割引で乗ることができます!
設定期間も2025/2/12〜2025/3/14と、明らかに『きゅん♡パス』利用者をターゲットにしていることがわかります。
利用には『えきねっと』の会員登録と『新幹線eチケット』の事前登録が必要ですが、そもそも『きゅん♡パス』の購入時に『えきねっと』の登録が必須なのでその点は問題ないかと思います。
どれだけお得になるか?
では『きゅん♡パス』と『お先にトクだ値21スペシャル』を併用して函館に行く場合、どれくらいお得になるか?
〈たとえば、1泊2日で東京と函館を新幹線で往復する場合……〉
東京〜新函館北斗までが通常料金で片道23430円。
14日前の予約で割引になる『トクだ値14』でも25%割引で17410円。しかも数量限定のため、日によっては割引になるとは限りません。
一方『きゅん♡パス』なら2日間用を使えば、東京〜新青森まで実質往復18000円。通常料金は、片道17670円。これだけでもどれだけお得な切符かがわかります。
さらに新青森〜新函館北斗間で期間限定である『お先にトクだ値21スペシャル』の適用で、往復+7500円。
つまり『きゅん♡パス』と『お先にトクだ値21スペシャル』を組み合せれば、東京〜新函館北斗までは往復25500円。
正規料金のほぼ半額で東京〜函館を往復できてしまうのです!
そのうえ『きゅん♡パス』はフリーきっぷなので直接函館に行ってもいいですし、午前中に仙台や盛岡・青森で時間を過ごしてからゆっくり函館へ向かうなど、自分好みのプランが立てやすいのもポイントです。
むしろ単純な往復だと、日によってはLCCなど飛行機の方がコスパがいいので、
『きゅん♡パス』を併用して函館に足を運ぶなら、乗り降り自由というフリーきっぷの特性を活かし、途中で東北の街を満喫しながら向かうほうが断然オススメです!
3週間前の事前予約が必要で数量限定ですが、この区間のトクだ値はわりと高確率で入手できることが多いです。
函館に行くつもりなら、きゅんパスを購入するついでに、新青森〜新函館北斗間のeチケットを取ってしまいましょう。
もっとお得に、函館へ行く方法
とはいえ「函館へいくのに往復7500円はちょっと……」と感じられる方も多いでしょう。
そこでおすすめなのは、青森〜函館間を結ぶ青函フェリーと併用することです。

実は青函フェリーでは2025/1/1〜3/31まで限定で、WEB予約をすると通常片道2200円のところ、なんと片道1700円で青森〜函館を渡ることができます!
片道3時間半〜4時間と時間はかかりますが、新幹線の半額以下で函館へ足を運べると考えれば十分選択肢に入るでしょう。
往復でフェリーだと時間がかかりすぎる場合は「行きはフェリーで帰りは新幹線」など、片道ずつ使うことで旅行プランの幅も広がるうえ、実質5000円ちょっとで青森〜函館を往復できてしまいます!
時間や予算と相談しつつ、「まだ函館に行ったことがない」「函館行ってみたいけどなかなかいけない」と思っている方は、ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか?
注意点とまとめ
前述のとおり、『お先にトクだ値21スペシャル』は21日前の予約が必要なので、予約日が過ぎないように注意してください。
また、すでに新幹線の予約をとられた方はご存知かとは思いますが、すでに朝の新幹線では一ヶ月前でも満席になっていたりする便もあるので(特に東京からの一番列車である『はやぶさ1号』など)、思い立ったらすぐに予約をとってしまいましょう!
万人向けとは言い難いかもしれませんが、函館に限らず東北をお得に回れる絶好の機会なので、ぜひ『きゅん♡パス』をうまく利用して、あなただけの旅の思い出を作ってみてください。
コメント