JR東日本『週末パス』がなくなっても、お得に旅行するためのコツ&アイディア【旅の役立ち情報】
この記事でわかること
- 『週末パス』がなくなっても、お得に旅をするためのコツ
- 『週末パス』以外にも魅力的なフリーパスがある

旅好きのみなさん、こんにちは!
JR東日本エリアを中心に鉄道旅行の強い味方だった『週末パス』が、残念ながら2025年6月末で発売を終了してしまいます。

関東や東北の行き帰りによく利用していた僕としては、今すぐ撤回して欲しいほど残念でなりません……
今回は、週末パスの代わりとなる、お得に旅するためのアイデアやポイントを紹介します!
『週末パス』とは?


土休日の連続する2日間有効のフリーパスで、注目すべきはフリーパスの範囲。
大人:8,880円・子供:2600円(2025年5月現在)で、一部とはいえJR東日本の半分以上をこのフリーパスで回れます。
しかもJR線だけでなく、北越急行線、伊豆急行線、富士急行やえちごトキめき鉄道線(妙高はねうまライン)など、多くの私鉄にも普通列車(快速含む)が乗り放題で、そのうえ特急券を支払えば新幹線や特急列車も乗ることができるので、まさに神の切符でした……。
『週末パス』がお得になるパターンとは?


『週末パス』は、普通列車(自由席のみ快速含む)が乗り放題になる一方、新幹線や特急の利用には別途『特急券』が必要になります。
そのため単純な往復利用だと実は『えきねっと』の早割り次第では、『週末パス』利用の方がむしろ高くつくことがあります。
では『週末パス』の強みとは何か?
それはフリーエリアの広さを利用して、さまざまな場所を立ち寄りながら旅行できることです。
これ一枚で、さまざまなローカル線に乗れたり、いろいろな街を回れたりと気ままに移動できるのが、まさに最大のメリットでした。



特に只見線などに乗る上ではとても重宝していたので、地方やローカル線の乗車が気軽にしにくくなるのが非常に痛い……
『週末パス』の代わりになるアイディア
週末パスの終了は残念ですが、下を向いてばかりもいられません。
ここからは、週末パスがなくても、お得で楽しい旅をするための代替案をご紹介します!
その1:“えきねっと”の早割りで、新幹線や特急を出来るだけ安く抑える


JR東日本も公式の代替案として推奨しているのが、”えきねっと”。
スマホ一つでオンライン予約ができるだけでなく、早割を使えばかなりお得に新幹線や特急に乗車できます。
一例として、
通常だと、片道10560円(自由席)ですが、
これが14日前のトクだ値で30%の割引が適応されると……
片道:7610円(指定席)とかなりお得になります!
また時期によっては通常よりさらに割引率が高くなることもあるため、JR東日本の新幹線をよく利用される方は、常に最新の情報をチェック☑️しておきましょう。
ただし、区間によっては早割の競争率が激しく(特に東北新幹線の東京〜仙台など)、一か月前ですでに早割がなくなることも。
その2:地域限定のフリーパスを活用する
”えきねっと”と併せて確認して欲しいのが、地方ごとにあるフリーパスです。
『週末パス』ばかりで失念しがちですが、実はJR東日のエリア内は地域や地方鉄道ごとのフリーパスも充実しており、中には1日で回りきれないぐらい範囲が広いものもあります。
ここでは週末パスには及ばないものの、範囲が広くて実用性のあるフリーパスをいくつかピックアップします。
小さなホリデーパス


- 料金:大人2720円 子供1350円(普通列車の自由席のみ)
- 有効期間:1日
- 利用期間:
土・休日 及び
4月29日~5月5日、7月20日~8月31日、12月23日~1月7日の毎日
※1 2025年5月現在
※2 東北新幹線は利用不可(ただし、山形新幹線の福島〜新庄は特急券を払えば利用可)
えちごツーデーパス


- 料金:大人2800円 子供1400円(エリア内の新幹線・特急は特急券が別途必要)
- 有効期間:2日
- 2026年3月29日までの金・土曜・休日、GW、夏休み及び年末年始の設定した日の連続する2日間
※1 2025年5月現在
※2 1日用は2025年3月に廃止
”えきねっと”で目的地までの新幹線代および特急代を安く抑えつつ、地域を観光する際にフリーパスを使うという形にすると、割と『週末パス』に近い使い方ができるのではと思います。
それと存続が危ぶまれていますが、季節限定で『青春18きっぷ』や『北海道&東日本パス』なども販売されるので、普通列車を使い倒すなら併せて確認しておきましょう。
その3 高速バスや飛行機も選択肢に


時間が許すのであれば、高速バスも十分選択肢に入ります。
特に東北地方など都会から離れると電車の本数が少なく、むしろ高速バスの方がアクセスや時間が良いうえに安く収まる場合が多いので、併せて確認しておきましょう。
また週末パスのエリアだと使用区間は限られますが、東京から酒田・鶴岡などの庄内方面に行くなら飛行機もありです。
早割りを使えば時期によっては鉄道よりも時間&費用がかなり抑えられる場合があります。



ちなみに、エアトリによると
羽田⇨庄内の最安値が¥11650でした
東京ー庄内を利用する予定があるなら早い段階で予約を取ってしまいましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか? 週末パスがなくなるのは残念ですが、視野を広げると選択肢は無限大にあります。
あなたの旅にこの記事が参考になれば幸いです。お読みいただきありがとうございました!
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