【クリエイター&読書好き必見】執筆も読書も、自分らしく楽しめる旅館『THE RYOKAN TOKYO in YUGAWARA』の魅力

この宿をまとめると

・プランが豊富で目的にあったものを選べる。創作も良し、読書も良し、ダラダラするも良し!

・フリードリンクや軽いお菓子が食べ飲み放題、プラン次第で昼食もつくので作業が捗りやすい!

・温泉設備は控えめなので、温泉を楽しみつつ自分だけの時間をメインに過ごす方が吉かも

 ゆったり過ごす宿や読書に特化した宿はありますが、「執筆に専念したい」という書き人向けの宿は意外と少ない。

 まあ作業するだけならビジネスホテルでも事足りるし、そもそも「執筆するために旅をしよう」と考える人もあまりいないと思うので、ある意味仕方がないのかもしれません。

 しかし、そんな創作をしながら旅をしたいという方にうってつけの宿が湯河原にあるのをご存じでしょうか?
 それが『THE RYOKAN TOKYO in YUGAWARA』という宿で、今回は『大人の原稿執筆プラン』で宿泊しました。

 朝昼夕食がつき、コーヒー・紅茶などのフリードリンク、チョコレートと言った軽いお菓子が食べ飲み放題。
 そして執筆に向けた備品の貸し出しのほか、進んで書けるようなちょっとしたイベントなど、執筆に集中できるような工夫がなされていました。

 もちろん、書き人のみならず、読書でゆったりしたい方も楽しめる旅館でもあります。なので今回は宿泊した時の感想も踏まえつつ、この宿やプランについての魅力をお伝えできればと思います。

目次

『THE RYOKAN TOKYO in YUGAWARA』の概要

 全国で長時間滞在型の温浴施設「おふろcafe」で有名な株式会社・温泉道場が運営する宿泊施設で、書く」と「読む」をテーマにした「創作活動」と「一人旅」の応援をコンセプトにしているそうです。
 また、2023年12月にオープンした「おふろcafe HITOMA」が併設されています。

 もちろん作業だけでなく本を読んだりダラダラ過ごせ、小田原漁港から直送される新鮮な海鮮を使用した食事を楽しんだり、さらにはオリジナルインク作り体験があったり、様々な楽しみ方ができます。

 ただゆったり過ごすことに特化している分、温泉設備は控えめです。

 なので温泉がメインというよりは、温泉のあとでフリードリンクや軽いお菓子をつまみ、ダラダラと寝転がったり読書を楽しんだり創作に勤しんだりする過ごし方がベストなように思います。

独特のプランが多数! 自分好みのものが選べる!

画像:公式サイトより
画像:公式サイト

 通常の宿泊プランだけでなく、pixivが協賛する『大人の原稿執筆パック』や、読書好き向けの『積ん読解消パック』、さらにはダラダラしたい人向けに一定時間ビールなどのアルコールや唐揚げ・ポテト食べ飲み放題の『御自愛パックプラン』など、クリエイターだけに留まらないプランが多数あります。

 今回利用した『大人の原稿執筆パック』では、無料Wi-Fiや貸し出し備品(後述)、フリードリンクのサービスのほか、スタッフに夕食までのノルマを伝えて達成できたらドリンク無料になる『書きます!やります!宣言オプション』なんてものもありました。

 スタッフから感想を言ってもらえたり、メールなどでデータを送れば印刷もできるので、書き人にはありがたいですね。

いざ、目的地の旅館へ

旅館までの道のり

 事前予約が必要ですが、湯河原駅から無料送迎してくれます。バスで行く場合は『公園口』が一番近いです。
 ただバス停から10分ほど歩いたところが目的地になりますが、サイトにもある通り、道の途中がえげつないほどの急坂になっています。
 なので、荷物が多い方は自家用車か宿の送迎車・タクシーの利用を強く推奨します。

 また、宿の近くにコンビニがありません。
 一応、旅館内にもお菓子やカップ麺は買えますが種類が少ない上に割高なので、素泊まりで利用する方は事前に用意しておいた方がいいです。

エントランス

 湯河原駅から送迎車に乗り終えてエントランスに入ると、カラフルな瓶たちがお出迎え。

 エントランスの灯りが控えめなので、瓶が織りなす色彩が静かな別世界を演出してくれます。

今回宿泊した客室はこちら

  畳敷きの和室で、定員三人までなので一人利用なら申し分ない広さです。部屋にはドライヤーやテレビ、冷蔵庫とセーフティーボックスが備わり、アメニティも歯ブラシなどビジネスホテルにあるものは一通り揃ってます。

 また、pixiv協賛ということで『執筆パック」ではオリジナルグッズが付いてきますが、バックの絵柄もオシャレで良きです。

 そして部屋にあるこのクッションがめっちゃ気持ちいい。
 ほど良い質感が病みつきになる絶妙な柔らかさで、地べたでの作業が苦手な僕も思いのほかリラックスしながら作業できました。

 広さも設備も申し分ない客室でしたが、防音はやや低い印象でした。
 実際僕の宿泊した隣の部屋にグループ客がいたのですが、笑い声などが割と響いてきました。
 ひとりで静かに過ごしたい方は、耳栓やイヤホンなどを事前に用意しておくといいかもしれません。

 ちなみに和室以外でもリーズナブルに泊まれるドミトリーや、デスクやソファがついたクリエイター向けの客室もあります(本当はこのクリエイター向けの客室に泊まりたかったのですが、平日にもかかわらず満室だったので叶わず……)

作業もよし! くつろぐもよしの、充実したラウンジ

 客室で作業がしにくい場合は、ラウンジでも十分作業ができます。
 畳敷きの半個室やテーブル、コワーキングス用のデスクも並び、デスクにはしっかりコンセントも配備されています。 

 デスクには部屋番号の書かれたプレートが置かれていて、指定された場所に座る形でした。

 ラウンジには漫画や小説・雑誌など多数の本がならびます。
 蔵書数はそこまで多くはないですが、創作の助けになりそうな実用書などもあって、さすがは創作の場だなと思いました。

 フリードリンクがこのフロアにあるので、むしろ飲む頻度が多い人はラウンジの方が作業もはかどるかもしれません。

 ただ日中は宿泊客以外に日帰りのお客さんも利用するので、日にちや時間帯によっては少々騒がしくなるかもしれません。

豊富な貸し出し備品

  PC周辺機器のほか、Blu-rayプレイヤーやボードゲームなど、作業するもよし遊ぶもよし!

  浴衣もここで借りられるので、自分に合うサイズのものを選んで温泉宿の雰囲気を味わいましょう。

滞在中はいつでも飲めるフリードリンク&おつまみ

 紅茶やコーヒーのほか、チョコレート・ドライフルーツ・ミックスナッツも滞在中はいつでも味わえます。
 コーヒーを片手にいつも作業するので、こうしたフリードリンクがいつでも飲めるのはやっぱり嬉しいところですね。

シンプルながらも本格派の温泉

画像:公式サイトより

  源泉かけ流しで、16:00〜8:00までと深夜も気兼ねなく使えるのが嬉しいところ。

 浴場は内風呂のみで、サウナや露天風呂はありません。
 シャンプー・リンス・ボディソープが備えられ、脱衣所ではヘアートニックや化粧水など、スーパー銭湯で見かける備品がありました。タオルは部屋にあるものを事前に持っていくスタイルです。

 浴室が内風呂のみなので、温泉メインというよりは湯上がりを楽しむ方がいいかもしれません。

地元の新鮮な魚介をつかった食事が楽しめる

 食事も見過ごせませんでした。
 今回は2泊3日の執筆プランを利用しましたが、2日目のお昼にはご飯がつくので外出せずとも宿で食事が楽しめるのは作業に集中するうえで非常にありがたかったです。

 ちなみに『執筆プラン』では1泊2日3食、2泊3日5食、3泊4日8食から選ぶことができます。

2日目 朝食
2日目 昼食

 食事も手抜かりはなく、新鮮な魚介を使用した海鮮丼やお茶漬け、あじの素揚げなど、地元の魚介や野菜をふんだんに使用した贅沢なものでした。

 湯上がりのミルクチーズケーキという珍しい組み合わせの『ふろまあじゅ』
チーズケーキと言いつつ冷凍具合によってアイスのようにしっとり、またはプリンのように滑らかな食感でいただけるスイーツで、疲れた体に染みる新感覚のスイーツで美味しかったです。

まとめ

 創作活動を応援するというコンセプトの通り、執筆に集中できるようなサービスや面白い仕掛けがされていてクリエイターの方でも有意義に過ごせるのではないかなと思います。

 そして執筆以外でもゆっくり過ごしたい方でも十分くつろげるうえに、値段も早割などを使えば十分てが届くので、「執筆を楽しみたい」「読書を楽しみたい」という方はぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。
 最後までお読みいただきありがとうございました。

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